Adsenseコード

2017-10-12

【Salesforce】数式項目でできることを挙げてみた


Salesforce において重要なポイントと言っても過言ではない数式について、基本的なことからこんなこともできるのか というものまでメモしてみました。

Salesforce の数式は、基本的に Excel の関数と似ているので、Salesforceの数式で情報が不足する場合は、Excelの関数のソリューションとして検索するといい情報が得られるかもしれません。



◆テキスト関連


■文字をべた書きしたい


""で囲います
"テキスト"



■文字列を結合したい


"&"で結合します
"テキスト"&"テキスト"



■日付項目などのデータ型変数をテキスト表示したい


TEXT( 項目のAPI名など )



■指定の文字を抽出


左から指定文字数のテキストを返します
LEFT( 対象文字, 抽出文字数 )

右から指定文字数のテキストを返します
RIGHT( 対象文字, 抽出文字数 )


■リンクを表示したい


HYPERLINK( リンク先URL , ラベル )
これを使うことで、任意のラベルのハイパーリンクを表示することができます


URLをべた書きでも、リンクとして表示させることもできます。



■画像を表示させたい


IMAGE( image_url, alternate_text[, height][, width] )

, height  , width  は省略可能です
alternate_text は画像が表示できないときに表示するテキストです。




◆日付及び時間関連


日付項目から年、月、日を数値で取得したい


以下はいずれも日付型から数値型へデータ型が変換されます

YEAR(date)
MONTH(date)
DAY(date)



年月を出力


上記の例では昇順にすると10月、8月、9月となるので下記のようにするといいです。

LEFT( TEXT( date ), 7 )



2 つの日付が同月かどうかを確認する


AND(
  MONTH( date_1 ) == MONTH( date_2 ),
  YEAR( date_1 ) == YEAR( date_2 )
)




2 つの日付間の日数を確認する



TODAY() - 30 > date



◆数値関連


■足す項目全てが空(0ではなく)の場合は、空で表示したい


戻り値が数値型の数式項目で空を出力したい場合、nullを返すことで空にできます。
ここで注意しなければいけないのが、以下の場合、Salesforceの数式では空で返ってきます。

  A__c + B__c
= "" + 1
→ ""で出力される

これを避けるには、BLANKVALUE関数を使います。

  BLANKVALUE(A__c, 0) + BLANKVALUE(B__c, 0)
= "" + 1
→ 1で出力される

以上から、最初の要件を満たす数式は次のようになります。

IF( LEN( TEXT(A__c)&TEXT(B__c) )=0 , null, BLANKVALUE(A__c, 0) + BLANKVALUE(B__c, 0) )


参考
日付および日付/時間型のデータの扱い方
日付型数式の高度なサンプル集




参考
https://help.salesforce.com/articleView?id=customize_functions.htm&type=0






0 件のコメント:

コメントを投稿