Salesforce において重要なポイントと言っても過言ではない数式について、基本的なことからこんなこともできるのか というものまでメモしてみました。
Salesforce の数式は、基本的に Excel の関数と似ているので、Salesforceの数式で情報が不足する場合は、Excelの関数のソリューションとして検索するといい情報が得られるかもしれません。
◆テキスト関連
■文字をべた書きしたい
""で囲います
"テキスト"
■文字列を結合したい
"&"で結合します
"テキスト"&"テキスト"
■日付項目などのデータ型変数をテキスト表示したい
TEXT( 項目のAPI名など )
■指定の文字を抽出
左から指定文字数のテキストを返します
LEFT( 対象文字, 抽出文字数 )
右から指定文字数のテキストを返します
RIGHT( 対象文字, 抽出文字数 )
■リンクを表示したい
HYPERLINK( リンク先URL , ラベル )
これを使うことで、任意のラベルのハイパーリンクを表示することができます
URLをべた書きでも、リンクとして表示させることもできます。
■画像を表示させたい
IMAGE( image_url, alternate_text[, height][, width] )
, height , width は省略可能です
alternate_text は画像が表示できないときに表示するテキストです。
◆日付及び時間関連
日付項目から年、月、日を数値で取得したい
以下はいずれも日付型から数値型へデータ型が変換されます
YEAR(date)
MONTH(date)
DAY(date)
年月を出力
上記の例では昇順にすると10月、8月、9月となるので下記のようにするといいです。
LEFT( TEXT( date ), 7 )
2 つの日付が同月かどうかを確認する
AND(
MONTH( date_1 ) == MONTH( date_2 ),
YEAR( date_1 ) == YEAR( date_2 )
)
2 つの日付間の日数を確認する
TODAY() - 30 > date
◆数値関連
■足す項目全てが空(0ではなく)の場合は、空で表示したい
戻り値が数値型の数式項目で空を出力したい場合、nullを返すことで空にできます。
ここで注意しなければいけないのが、以下の場合、Salesforceの数式では空で返ってきます。
A__c + B__c
= "" + 1
→ ""で出力される
これを避けるには、BLANKVALUE関数を使います。
BLANKVALUE(A__c, 0) + BLANKVALUE(B__c, 0)
= "" + 1
→ 1で出力される
IF( LEN( TEXT(A__c)&TEXT(B__c) )=0 , null, BLANKVALUE(A__c, 0) + BLANKVALUE(B__c, 0) )
参考
日付および日付/時間型のデータの扱い方
日付型数式の高度なサンプル集
参考
https://help.salesforce.com/articleView?id=customize_functions.htm&type=0
0 件のコメント:
コメントを投稿