extract.csv ファイルを Excel で閲覧すると、文字化けで
日本語がみれない時の対処法です。
◆csv ファイルの文字コードを変換する方法
この方法は、csvを加工してSalesforceへインポート(insertやupdateなど)する場合は、再びUTF-8に戻す必要があります。
■利用アプリ
私が使っているのは CotEditor です。
さくらエディターでも同様なことができると思うので、
手元にあるテキストエディターを利用するといいと思います。
■対処法
文字化けしている csv ファイルを CotEditor で開きます。
エンコーディングで Shift JIS を選択します。
再解釈か変換かを聞かれるので、変換を選択します。
Shift JIS に変換されました。
変更を保存し、再度 Excel で csv ファイルを開くと
文字化けが解消されます。
◆外部データの取込で文字コードを指定する
■インポートウィザード
新規作成にて Excel を起動します。
データ > テキストファイル を選択します。
ウィザードが出てくるので、文字コードで「UTF-8」を選択します。
プレビューの表示で文字化けしていないことを確認できます。
■区切り文字の設定
次の画面では csv ファイルなので、区切り文字は「カンマ」のみ選択します。
■データ形式の設定
区切った後のデータ形式は、すべての列で「文字列」を選択しておくと
0先頭の文字が消去されるなどのリスクはなくなります。
一番左の列をクリックした後、一番右端の列をShiftキーを押したままクリックすると
一括して列のデータ形式を文字列に指定することができます。
■データを返す先
データを返す先は既存のシートの一番左上でいいと思います。
OKを押します。
◆BOMを付ける方法(mac OS)
BOMというものをつけることで、csv ファイルを開くときに、
Excel で Shift JIS としてファイルを解釈させるのではなく、
UTF-8のファイルとして解釈させる方法です。
■CotEditor を使う
csv ファイルを CotEditor で開き、
「エンコーディング」を「Unicode(UTF-8)」を
選択して保存します。
Excel で csv ファイルを開くと、文字化けせずにファイルを開けます。
ただ、BOMをつけると一部ではエラーが発生するようなので、
正常な動作をしない場合には、BOMは削除したほうが良さそうです。
※ 追記
BOM付きUTF-8に変換した後に Excel でファイルを編集、保存をすると
データがカマ区切り(,)ではなくタブ切りで保存されてしまうようです。
「名前をつけて保存」から、ファイルの種類をcsvに指定して保存しても
Shift JIS で保存されてしまいます。
Shift JIS で保存した後、CotEditor で UTF-8 に変換することが必要ですね。
◆BOMを付ける方法(Windows)
Windows の場合には、メモ帳を使います。
csvファイルをメモ帳で開いて保存するだけで、
BOMは付加されます。
あとは Excel ファイルを開いて確認してみてください。
参考 Excelで文字コードを変換せずに開く方法
http://primarytext.jp/blog/1275
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